エルメスの靴を長持ちさせる方法

お気に入りのエルメスの靴は、できるだけ長くきれいな状態で履き続けたいものです。しかし、靴はさまざまな製品のなかでも、傷みやすいアイテムのひとつ。長持ちさせるためには、履き方やお手入れの方法などに工夫が必要です。ここでは、エルメスの靴を長持ちさせる方法についてご説明します。

エルメスの靴を長持ちさせるためのポイント

いくらお気に入りの靴であっても、同じ靴を毎日履き続けては劣化を早めます。特に革素材の靴は、湿気が強いと1日中履いているだけで大きなダメージを受けてしまいます。そのため、革素材の靴を履いた日には表面の汚れをやわらかい布で拭きとったり、外に干したりしてあげるようにしましょう。また、ヒールの場合は、歩くときにかかとから着地すると片減りや折れの原因になります。均等に足を着地させるか、ほんの少しつま先寄りに体重をかけるよう意識してみてください。

靴のお手入れを怠らないことも重要!

靴の寿命の長さは、お手入れをしているかどうかで大きく変化します。日ごろのメンテナンスとして、週に1度か2度はブラッシングで細部のホコリを落とすようにしましょう。さらに、革製品なら栄養分を補給するためのレザークリームを布などにつけてやさしく磨いてあげると、より高い効果を得られます。さらに、磨き終わったら防水スプレーをかけて防水ケアをしておきましょう。保管にはシューキーパーや詰め物を利用して、型崩れしないように収納するのがベターです。

大切なエルメスの靴が雨で濡れてしまったら?

靴はバッグや財布などとは異なり、出先で雨が降り出してしまえば濡れることは避けられません。したがって、その後のケアがとても重要になってきます。

まず一般的な革製品と同様に、雨に濡れた状態でそのまま放置、あるいは収納するのは絶対にやめましょう。帰宅後に靴の表面についた水分を拭きとったり、中に新聞紙や布などを入れて内部の水分を取り除いたりするだけでもその後の状態が随分違ってきます。

さらに、水分を取り除いたあと、1~2日ほどかけて陰干しで乾燥させ、レザークリームと防水スプレーで栄養補給および防水ケアをすれば、新品同様の仕上がりになると言われています。

シーズンオフにはどうやって保管すればいいの?

シーズンオフで長期間履く予定のない靴は、シューズキーパーなどを使って型崩れの予防をしたうえで保管してください。シューズキーパーがない場合は、紙や布で代用しても構いません。また、保管中にカビが生えてしまうこともあるので、定期的に取り出して陰干ししておきましょう。このとき、保管場所も併せて風通しをしておくと、カビが発生する確率をグっと下げられます。

エルメスの靴は上質な素材を使用しているので、きちんとしたケアをおこなえば10年以上は長持ちします。安い買い物ではありませんから、できるだけ長く履き続けたいと誰もが考えるはず。そのためにも、毎日のケアはもちろん、定期的なメンテナンスを欠かさずに行うよう心掛けましょう。

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