ヴェルー

ヴェル―とは1938年に作られたクラッチバッグになり非常に特徴的なデザインをしております。通常エルメスのアイテムのほとんどは馬具からインスピレーションを得てデザインを作られているのですが、こちらのクラッチバッグについては正真正銘な銀のかんぬき(verrou)が使用されている所にあります。これは 日曜大工好きなロベール・デュマがもともとバルブやプッシュボタンと言った精巧な部品を使用してどうにか馬具に生かせないか常に研究をしていました。ある日、アンディ・ウォーホルが目に付いたかんぬき付のバッグがあり、これをユーモアなお黒ものとして伝説的なスタジオ「シルバーファクトリー」のウルトラバイオレットに送りました。この活動家はウォーホルとバッグの気持ちを受け止め、彼の死後、この象徴的なバッグをアーカイブに里帰りさせ、10年後にパラデュウムかんぬきが付いたこのバッグがうまれたのでした。

エルメス ヴェルー

ヴェルー

今ではお目に掛かれないクラッチバッグの1つエルメスの中でも非常に特徴的なバッグになり大工道具を使用された貴重なバッグになります。