エルメスのバッグを査定に出すときはどんなところを見られる?

愛用してきたエルメスのバッグを買取に出すのなら、少しでも高く査定してもらいたいと思うのは当然のこと。では、実際の査定ではどのようなところをチェックされるのでしょうか。今回は、エルメスのバッグを査定に出したときに見られるポイントについて詳しく解説していきます。

バッグの年式

エルメス 年式 エルメスのバッグを査定に出すと必ず確認されるのが、そのバッグの年式。エルメスの革製品は職人がひとつひとつ作り上げていて、それぞれの製品には必ず製造年、アトリエ名、職人No.を意味する刻印が刻まれています。製造年を表す刻印は1年ごとに変わり、フォントなども細かく決められているため、偽物か本物かを確かめる上でもとても重要なポイントなのです。バッグの年式は、古くなればその分買取価格も低くなるのが一般的ですが、レア品や人気の高いアイテムなどは年式を問わず高額で買取してもらえることもあります。査定に出す際には、年式はもちろん、そのバッグの人気具合、中古でどのぐらいの価格で売られているのかといった相場などを把握しておくと安心です。

外側部分の状態

エルメス 外側部分 査定で高い買取価格をつけてもらうためには、当然のことながら買った時の状態に近ければ近いほどその可能性は高くなります。必ずチェックされるポイントは、バッグの持ち手や四つ角の使用感。この部分は最も消耗が表れやすい部分ですので、擦れや汚れ、キズなどがないか細かく確認されるでしょう。また、ファスナーやボタンなどの金具部分も経年によるくすみや不具合が生じやすく、減点の対象となりやすい部分です。こういったポイントは、日頃からこまめに手入れをしておくことで比較的良いコンディションを保つことが可能ですので、気をつけておくと良いでしょう。

内側部分の状態

エルメス 内側部分 バッグの内側は目につきにくい部分ですが、汚れやヨレ、糸のほつれなどによって査定額は大きく下がってしまいます。日頃気をつけて使っていても、小さなゴミやホコリなどが残ってしまいやすい部分でもありますので、査定の前には掃除機で内側をきれいにしておくこともポイントでしょう。そして内側部分で特に気をつけたいのが臭いです。タバコなどの臭いはもちろん、カビが原因の臭いなども減点の対象となりますので、気をつけましょう。

保存袋や箱、付属品

エルメス オレンジボックス 先程も説明した通り、高額査定をしてもらうためには、できるだけ買った時の状態であることが大切です。バッグ購入時に付属していた箱、収納用の布袋、ギャランティカードなどの付属品がしっかりと揃っているかどうかで査定額は大きく異なりますので、買取に出す時にはできるだけ全ての付属品を揃えておくようにしましょう。エルメスの場合は、付属のポーチやカデナ(鍵)も買取査定の対象となります。購入後に使用しない場合でもしっかりと保管しておきましょう。

将来的にバッグの買取を考えている方は、保存袋や箱、付属品の紛失に気をつけるだけでなく、劣化を防ぐために日頃からこまめにお手入れをしておきましょう。

エルメスのお買取について記事一覧