トリム

馬と馬具の時代、トリムバッグは口を外に折返して藁を詰めて入れ、馬の首に掛け移動用の飼い葉桶として使用されていました。これは馬が背骨を曲げずに済む為非常に楽になったとの事です。1930年代には新聞で「厩舎に何かしら関係があるものは、どことなく優雅だ」と記事にされたこともあります。1958年にエルメスは証明するかの如く、小さな馬のピクニックキットを上品な女性用のバッグに変身させました。都会を歩く人たちの為に物資を入れ運ぶために、本来の馬具のフックが留め具へとアレンジしている所も、このバッグの起源が感じさせられます。

エルメス トリム

トリム

トリムバッグはショルダーストラップの部分が結構しっかりしているので使い込んでもそこまで型崩れせず山なりの立体的なシルエットは変わりにくく非常に使いやすいバッグになります。