エルメスの財団

財団

エルメスは会社として昔から芸術を支援してきた歴史があり、エルメスの販売事業とは完全に独立機関として動いているが財団もこの伝統を受け継いでいます。そして既存プロジェクト以外にも新たな社会奉仕事業の拡大も積極的に行なっており、これは財団の多角的なアプローチはエルメス独自の賛助事業の結果となっています。そしてエルメス財団は、2008年4月にフランスのパリで発足した非営利団体として開設され、その時には既に6カ所の展示スペースを展開していました。エルメスの最初のギャラリーは2000年にオープンしており、ブリュッセルにあるエルメスショップの裏手にある「La Verrière Hermès」、ここは以前ガレージであったスペースで、それをガラスのピラミッドで覆いリノベーションした。また続いて翌年には「ル・フォーラム」が銀座にオープンし、その後続くようにニューヨーク、ベルン、ソウル、そしてシンガポールとギャラリーをオープンしていきました。エルメス財団がスペースで展示を企画しており、中にはニューヨークとベルンで写真に特化したギャラリーとなっております。このように、馬具職人をルーツとするエルメスを中心に、技術伝承や芸術、環境問題、教育活動などに関わる支援プロジェクトの活動をしています。この活動の目的は「不安定要素のあるプロジェクトのサポートをする事」、「財団が掲げる主軸の一つは、将来性を持つアーティストの手助けをする事」です。

この活動を実際に見る事が出来るのは、国内ですと銀座メゾンエルメスの本社ビル10階の「ル・スティディオ」のシネマスタジオと8階「フォーラム」の展示会スペースでしょう。こちらは全て無料入場可能で、イベントについてはエルメス公式ページから入会できる無料会員登録を行うと予約ができるようになっております。シネマは1ケ月前後での講演となっており、展示会スペースは3ケ月前後での開催で主に行っております。貴重な芸術との接点ともなりますのでこの会員はイベント情報等のニュースも受け取る事が出来エルメスファンなら情報収集にもオススメの会員と登録です。

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