バーキンのサイズとそれぞれの特徴

「いつかはエルメスのバッグが似合う女性になりたい」と思っている方も多いのでは? 憧れのバッグを持つことは、最高の贅沢ともいえます。こちらでは、そのエルメスのバッグのなかでも代表的な存在である「バーキン」のサイズ展開と特徴をご紹介します。購入に際して、大きな決断となり得ますので、後悔することがないようあらかじめ知識を身につけておきましょう。

主要なサイズ展開と日本人に似合う大きさ

現在、バーキンで展開されているサイズは、25・30・35・40の4種類です。それぞれの縦横の長さとマチの広さは、以下です。

【 25センチ 】
縦20cm・横25cm・マチ13cm

【 30センチ 】
縦22cm・横30cm・マチ16cm

【 35センチ 】
縦25cm・横35cm・マチ18cm

【 40センチ 】
縦30cm・横40cm・マチ21cm

小柄な体型の日本人には、25センチ・30センチが好まれます。やや小ぶりに作られており、荷物を入れても重すぎないところが好ポイントです。また適度なマチがあり、見た目よりもものが多く入ります。ビジネス使いをしたいなら、収納力に優れた35センチが、日帰り旅行も視野に入れるなら40センチが人気になります。

豊富な素材バリエーションから選ぶ楽しみ

ひと口にバーキンといっても、使用素材と加工方法によって随分と表情が変わります。たとえば、バーキンを象徴する素材である牛革にも、トゴ・トリヨンクレマンス・エバーカラーなどの種類があり、それぞれフォーマルにもカジュアルにも対応できる柔軟性を持ちます。女性らしさを強調したいのであれば、柔らかすぎず硬すぎずのほどよい質感が特徴である繊細な山羊素材がおすすめです。またユニークな素材を挙げるなら、オーストリッチ・リザード・クロコダイルが代表的です。オーストリッチはだちょう、リザードはとかげの皮、クロコダイルはワニ皮を加工したものです。ただ希少な素材ゆえにお値段はややお高めとなっているため、特別な演出したいときに挑戦したいラインだといえます。

自分に合った重さと容量を選べば実用的

どれだけ素敵なバッグでも使い勝手が悪いと不便ですが、バーキンを購入するならある程度の重さは覚悟しましょう。重さの目安は30センチで1キロ程度です。持ち歩く荷物が多ければその分重さも上乗せにされ、ビジネス対応の35センチだと、総重量数キロになることもあります。実際のところ、長距離出勤に使用するにはややつらい重さになると言わざるを得ません。

1キロというと、軽めのノートパソコンくらいの重量です。ですから、バーキンは長時間持ち歩くバッグというより、おしゃれしてお出かけするときに使うべきバッグだと考えたほうがよいでしょう。

バーキンを購入するときには、自分のライフスタイルまで見据えた選択をするように心掛けましょう。たとえば、普段使いをしたいなら軽量素材を、旅行を考えるなら多少大きめのサイズを選ぶ、といった具合です。実際に商品を手にとる機会があれば、どれくらいの荷物が入りどのくらいの重さなのかを確かめてみると、より最適な選び方ができるようになるので試してみてください。

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