エルメスの商品を個人売買する時に起こりうるトラブル

エルメス オレンジボックス エルメスのような高級ブランド製品は、使用状態などにもよりますが、たとえ中古品であっても、価値がある場合がほとんどです。そのため使用しなくなっても、ただ捨ててしまうのではなく、誰かに売ろうと考える人は珍しくありません。その方法のひとつとして、個人売買がよく用いられますが、個人売買をする際は売り手も買い手も気を付けなければいけないことがいくつかあります。ここでは、エルメスの商品を個人売買する際に起こり得るトラブルについてご説明します。

個人売買とオークションやブランド買取りは違うの?

ブランド品を売る方法として代表的なのは、個人売買、オークション、ブランド買取りなどでしょう。個人売買は第三者を挟まずに、売り手と買い手のみで取引を行いますが、オークションやブランド買取り店は、売り手と買い手の間に仲介人が入ります。そのため、オークションやブランド買取り品では仲介手数料などが発生してしまい、どうしても本来の評価額との誤差が出てしまいがちです。しかし、個人売買であればそのような心配はなく、売り手側は高く、買い手側は安く、といった双方にとってメリットのある取引になりやすいのです。ただし、個人売買は第三者を挟まない以上、トラブルには十分な注意が必要となります。

個人売買で起こりやすいトラブルを把握しておこう

近年の個人売買は、インターネットの掲示板やSNSなどを利用して、直接相手とは顔を合わせることなく取引を行うのが主流になってきています。その際、買い手は以下のようなトラブルが起こる可能性があります。

・入金したのに商品が送られてこない
・届いた商品が偽物、コピー品だった
・説明されていたより商品が劣化していた

そして、売り手は次のようなリスクを考えなければいけません。

・商品を送ったのに入金されない
・事前説明していた部分に対するクレーム(商品の状態など)

上記のようなトラブルが発生した場合、個人同士ではなかなか解決が難しいのが実情です。特にエルメスは高額取引になりやすい商品なので、あらかじめ対策を練っておくようにしましょう。

リスクを減らすために気を付けておきたいポイント

エルメス バーキン 前述したようなトラブルを避けるためにまず押さえておきたいのは、商品の状態がハッキリと分かる写真を複数枚提供する、あるいは要求するということです。この際、写真は前後左右上下などさまざまな角度から撮ったものが、複数枚あると良いでしょう。ピンボケやフラッシュなどで明るくなりすぎた写真は、キズや汚れが目立たなくなるので、売買の際にギャップが生じやすく、トラブルの元です。

また、取引金額に関する内容はしっかりと明確に伝えましょう。できればメールだけではなく、電話でもやりとりをしておきたいところです。直接会話をすることによって、お互いに不正を抑止する効果があります。やりとりをしている間に少しでも不審な点があったら、すぐにでも取引を中止するように心掛けましょう。

大切にしていたエルメスを高く売りたい、あるいは中古品をなるべく安く手に入れたいという場合、個人取引はとても有効な手段のひとつです。ただし、起こりうるリスクもしっかり理解した上で、自分がトラブルに巻き込まれてしまうことのないよう、細心の注意を払いつつ取引を行うようにしましょう。

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