プリュム

プリュムはエルメスがバッグの制作を始めた当初からあるモデルになっており、1920年代に旅行者が使っていたブランケットホルダーにヒントを得たフォルムになっています。このシンプルな見た目に隠されている、内側の素晴らしさに気付くには使い込まなければなかなか分かりません。また、このプリュムの名称の由来は1枚革で作られている事から「羽(プリュム)のような軽さ」という意味で名づけられました。実際は「軽薄」ではありませんが、職人と素材に愛情を注がれているのは間違いないです。その作り方とははじめは裏から作られ、最後に手袋のように表に引っ繰り返します。職人の指がレザーを優しく丸めたり磨いたりと緩急を付けながらスピーディーに仕上げを行います。そこにレザーは抵抗しながらも職人の手を受け入れていくのです。そして、職人の愛情により魅力輝くバッグが生まれます。

エルメス プリュム

プリュム

プリュムは1枚革でできていて比較的に軽いバッグとして作られています。非常にシンプルで使い勝手が良く、内側にはあるポケットが多数あり収納力もあるエルメス初期からある有名なバッグです。